120℃の低温ヒートシール、254℃の高融点による耐熱性、卓越した保香性、優れた耐油性、ガスバリア性。香料、芳香剤、食品など、高いバリア性を求めるパッケージに最適です。
- パウチ後に香りが飛び、品質低下や対策にコストが発生
- 油分で包材が膨潤・劣化し、密封性が低下
- 高温ヒートシールが必要で、生産性・歩留まりが悪化
- 流通・保管時の酸化や熱で品質が劣化
- 高い保香性で作りたての香りを長期間保持
- 優れた耐油性で内容物に起因する劣化を抑制
- 120℃からの低温ヒートシールで生産性を向上
- OTR 150のガスバリアと254℃の耐熱で酸化・熱劣化を抑止
-
PET素材により保香性・フレーバー非吸着性を実現します。
-
120℃からシール可能。熱による充填物のダメージを抑え、充填効率が向上します。
-
融点254℃の耐熱との耐油性で、安定したパッケージ品質を実現します。
-
酸素透過率OTR 150。酸化による劣化を抑え、品質保持延長に貢献します。
-
透明性が高いので、視認性やデザインを損ないません。
-
ポリエステル系フィルムとラミネートする事で、モノマテリアルを実現します。
-
香りの揮発と酸化から原料を長期保護します。大容量でも確実なシール性を備えています。
-
優れた保香性で、製品の品質を保持します。
-
高バリアでアタック性の強い充填物でも強度を維持します。
-
フレーバー食品や電子レンジ・オーブン対応が可能です。
-
内容物・充填条件に合わせて、最適な層構成をご提案可能です。
-
耐油性が求められる粘性・油性内容物のパッケージ
全般に対応します。
| 項目 | 代表値 | 試験条件／備考 |
|---|---|---|
| 融点（耐熱性） | 254℃ | 高温充填・加熱工程に好適 |
| ヒートシール開始温度 | 約120℃ | 低温・短時間で確実にシール |
| 酸素透過率（OTR） | 150cc/m²/24h/atm | 25℃・乾燥状態の代表値 |
| 耐油性 | 〇 評価 | 油分による膨潤・劣化を抑制 |
| 保香性 | 2週間以上 | 複数香気成分で良好な保持性能 |
| 外観 | 高透明 | 内容物の視認性と高品位な外観 |
| 性能 | MK-PET | PE | PP | OPP | O-PET |
|---|---|---|---|---|---|
| 保香性 | ◎ | × ～1時間で透過 |
△ ～1日で透過 |
△ | ◎ |
| ヒートシール性 | ◎ 低温可 |
◎ | ○ | × | × |
| 耐熱性 | ◎ 254℃ |
× 110℃ |
○ 162℃ |
○ | ◎ |
| ガスバリア | ◎ OTR 150 |
× OTR 6000 |
△ OTR 2400 |
△ | ◎ |
| 耐油性 | ○ | △ | △ | △ | ○ |
| 透明性 | ○ | △ | △ | ○ | ○ |
-
品質・使用用途・構成をヒアリング
-
サンプル提出及び設計のご提案
-
試作～条件設定まで伴走
-
安定供給、品質面でのサポート
- 食品の安全性や法令適合は？
- 食品衛生法・PL制度に対応しております。
- 層構成や厚みのカスタムは可能ですか？
- 可能です。内容物・充填条件・開封性に応じて最適な設計をご提案します。
- 既存生産ラインで使用可能ですか？
- 加工条件を調整する事で既存設備で使用可能です。最適な設計をご案内します。
