当社は大正5(1916)年に金粉金箔の専門商社として創業し、金、銀、銅、錫、真鍮の 金属箔と金属粉を中心に、“輝き”の素材として印刷業界の主要なお客様に広くお使い頂くことで、当社の基盤を築き上げることができました。また錫箔の代替材料として着目されていたアルミ箔の扱いは昭和5(1930)年の国産化を待たずに開始し、当社がコンデンサー用の電子部品材料と、包装資材分野へビジネスを広げる大きなきっかけをもたらしてくれました。
現在は、創業から続く素材・加工品販売を土台に、永年培ったこれらの素材の取り扱いと加飾のノウハウを生かして、製品やパッケージへの高輝度・高光沢加飾事業、軟 包装資材を強みとするパッケージ事業を中心に事業展開を行っております。当社は時代に先駆け、常に新しい材料、より高品質の材料をお客様にご紹介し続けることを重要なミッションとしてまいりました。またお客様や材料メーカー様と手を携え、製 造・販売・改良のサイクルを続ける「開発型のスタイル」をビジネスの基本として進めております。
近年、お客様の求める製品品質や管理体制、サービス水準が高度化しています。当社では顧客満足の向上を第一に、環境問題やグローバルな品質管理基準に対応すべく、社内外の体制整備と充実を日々図っております。また、創業から100年、当社は箔と粉という素材に始まり、加工技術やパッケージ分野へと事業を広げてまいりました。その間、取扱いの製品・サービスの中心は変わってまいりましたが、お客様のニーズを出発点として「よりよいものを何でも探す」「無ければ 創る」、というDNAは不変なものとして当社の営業姿勢に根付いております。
次の100年も、お客様に幅広い選択肢を提供できる最良のパートナーであり続けるために、新しい領域への挑戦を続けてまいります。
代表取締役社長
中島 裕